2012年9月3日月曜日

くんちゃんのだいりょこう



絵本のあらすじ
冬ごもりが間近になったある日、親子のくまが散歩をしています。子ぐまのくんちゃんは鳥に話しかけます。すると鳥は、これから南の国に飛んでゆくのだと言います。くんちゃんも南の国へ行ってみたくなりました。心配をしているお母さんにお父さんは「やらせてみなさい」と言うのです。するとくんちゃんは丘を走って登って行ってしまいました。丘のてっぺんに着くと、くんちゃんは忘れ物を思い出します。お母さんにさようならのキスをすること、双眼鏡がいること、つりざおがいること、水筒がいること、麦わらぼうしがいること。丘のてっぺんにたどり着いては、これらのことを一つずつ思い出し取りに帰るのですから大変です。やがてくんちゃんはくたびれてしまって・・・

絵本の感想
子供にとって冒険はワクワクするものです。背中を押してくれる父親がいて、やさしく見守ってくれる母親がいて、安心して帰る家があって、はじめて巣立てるのかもしれませんね。今回のだいりょこうの続きは夢の中で叶いますように。