2012年9月13日木曜日

だってだってのおばあさん



絵本のあらすじ
小さな家に98歳のおばあさんと5歳の男の子の猫が住んでしました。猫の日課は魚釣り。おばあさんは「だってもう98だもの」が口癖で、椅子に座って豆の皮をむいたり昼寝をすることが日課でした。おばあさんの99歳の誕生日にケーキを作りました。そして猫は99本のロウソクを買いに行きました。猫はあまりに急いだので、ロウソクの入った袋は破れ川の中に大半のロウソクを落として来てしまったのです。残ったロウソクは5本。それでもそのロウソクをケーキに立てお祝いしました。そう、おばあさんは99歳ではなく5歳になったのです。次の日から5歳になったおばあさんは帽子をかぶり長靴を履いて猫と一緒に魚釣りに出かけます。それから次々と勇敢にも色々なことをしてみるのです。

絵本の感想
だって私はもう・・・なんだからと諦めたり、世の中の価値観に縛られたりすることは多いのかもしれません。思い切って自分のしてみたいことを実現させることは素晴らしいことです。目にする風景も変わり心持ちが明るく軽やかになることでしょう。このおばあさんのようにね。