2012年8月9日木曜日

ともだちや



絵本のあらすじ
「ともだちや」とのぼりを立てたキツネは、こう声を張り上げます。「ともだちやです。さびしいひとはいませんか。ともだちいちじかんひゃくえん。にじかんにひゃくえん」するとくまに呼び止められ、いちごやハチミツの食事に付き合ってお腹を痛めます。そしておおかみのトランプ相手をしたりします。おおかみにお金を要求して叱られてしまったキツネは・・・

絵本の感想
挿絵を見ていると、狡賢そうなキツネの目つきがどんどん変化して行きます。友達ってなんでしょうね。お金では買えない対等な関係でいたいものです。ラストはのぼりを捨ておおかみにもらったミニカーを片手にうれしそうに森の中へ帰っていくキツネに、「いい一日だったね」と言いたい気持ちになります。これからどんな友情を育むのかしら?