2012年8月29日水曜日

わたしのぼうし



絵本のあらすじ
私は赤い花のついた帽子、お兄さんは青いリボンがついた帽子を持っていました。トンボ取りに行くときも、動物園に行くときも、デパートに行くときもいつも一緒です。ある日、おばあさんの家へ行くために両親とお兄さんと四人で汽車に乗りました。風に当たりたくて窓を開けると、あっという間に帽子が飛んで行ってしまいました。私は悲しくて泣いてしまいました。次の日、お父さんが新しい帽子を買ってきてくれました。しかし私は自分の帽子のような気がしなくてきちんとかぶりませんでした。ある時、お兄さんとトンボ取りに出かけると、私の帽子に蝶が止まって・・・

絵本の感想
自分の愛着のあるものを手放すことはとても寂しいことです。私も幼い頃、高速道路を走っている自家用車の窓を開けて大事にしていたハンカチを飛ばしてしまったことがあります。もう二度と手にすることはないんだと思うと、悲しくて仕方がありませんでした。新しい物が本当の自分のものになるには共にいろんな経験をしなくてはね。