2012年7月29日日曜日

なつのいちにち



絵本のあらすじ
夏の暑い日、ぼくは麦わら帽をかぶり虫取り網を持って家を出る。そして、虫の鳴き声の中を、海辺を、田んぼの中を走る。走る。でっかいクワガタムシを捕まえるために。そして見つけた。高い木の上に。何度も何度も力を振り絞って駆け登る。そして・・・

絵本の感想
夏休みに子供たちはどんな体験をするのでしょうか。夏休みは子供の特権。わくわくすることがいっぱいあるといいですね。この本はカブトムシを捕まえる男の子の懸命さと達成感を表しています。そしてそれ以上に、挿絵の素晴らしさ。少年の駆ける足音、息遣い、そして夏の大気、気温が人の五感に迫ってくるようです。