2012年7月28日土曜日

ごんぎつね



絵本のあらすじ
山の中にごんぎつねといういたずら好きなきつねが住んでいました。ある秋のこと、雨上がりに川の近くまでやって来ると兵十が魚をとっています。兵十が何かの用事でいなくなると、ついいつものいたずら心が出て兵十がとった魚やうなぎを逃がしています。それは兵十が病気の母のためにとったものだったのです。やがて兵十の母が亡くなります。ごんは償いをするため、こっそり栗や松茸を兵十の家に届けるのですが・・・

絵本の感想
悪気無くいたずら心をおこすことは誰にでもあることです。しかし、そのことで後悔してもしきりれないこともあるのです。ごんはなんとかして兵十に許してもらいたかったのでしょう。結末はせつなく、兵十が今度は後悔することになるのはなんともやり切れません。しかし、ごんは許されたと思い安らかな気持ちになれたことでしょう。