2012年7月20日金曜日

ないたあかおに



絵本のあらすじ
山のがけのところに若い元気な赤おにが住んでいました。やさしい親切な赤おには村の人たちと仲良く暮らしたいと思っていました。立て札を作りお茶やお菓子を出し家の中に招きたかったのですが誰も入ってきてくれません。ある時、青おにがやって来て赤おにの思いを聞いてくれました。青おには赤おにの願いを叶えてあげようと策を練り一芝居打つこととなります。それがこうじて村の人たちと赤おには仲良くなるのです・・・

絵本の感想
人と人との距離を縮めることは時間のかかることだと思います。まして乱暴ものだと偏見を持たれたものなら尚更かもしれません。青おにくんの取った手段に少々疑問は残ります。しかし一番気になるのは青おにくんのその後。いつの日か赤おにくん、青おにくん、そして村の人たちが分かり合えますように。