2012年7月23日月曜日

ツェねずみ



絵本のあらすじ
古い家の天井裏にツェというねずみが住んでいました。ある時、イタチから金平糖が落ちていることを教えてもらい、急いで拾いに行ったのですがもうアリの先客がいました。欲しかったものが手に入らずイタチのところに行って「償(まど)うてください。償(まど)うてください」何度も繰り返すのです。怒ったイタチは、自分が拾った金平糖をツェに投げ出してしまいます。後にも柱やちりとり、バケツなどと親交を持ってもやはり同じこと。悪いことや気にくわないことがあるといつでも「まどっておくれ。まどっておくれ」と責めたてるのです。だから誰も見向きもしません。やがてねずみ捕りと出会うのですが・・・

絵本の感想
周りから親切にされてもありがとうの一言が言えない。やさしい気持ちを持つことが出来ない。一体ツェねずみのこれまでに何があったのでしょう。ツェねずみの心に感謝の気持ちが芽生えるようもう一度チャンスを・・・