2012年7月10日火曜日

海賊モーガンの子どもたち



絵本のあらすじ
母さんと喧嘩して家を飛び出した洋一。土手に腰をかけておばあちゃんにもらった笛を吹くと、どこからかオールの音がして男達の歌声が聞こえてきます。海賊モーガン船長の登場です。もうすぐ船長の娘の誕生日。海賊島に向かいます。そこは文字通り海賊だけの島。賑やかな島で、盗んで来たきらびやかな宝が売り物として並んでいます。船長の家では八人の子供と明るい奥さん動物達が迎えてくれます。船長は娘のキャロルの誕生日プレゼントに綺麗なドレスを用意していたのですが、キャロルはアラビアのナイフが欲しかったのです。そこで洋一は・・・?

絵本の感想
色彩豊かな海からは波の音が聞こえそうです。そして、海賊達の生活は現実からかけ離れた豪快さがあって面白いです。また、洋一少年が旅の中では精かんな少年であるのが印象的です。子供は、現実でも空想の中でも冒険の数を重ねてたくましくなるのかもしれませんね。