2012年7月3日火曜日

14ひきのおつきみ



絵本のあらすじ
森の中に住むねずみの家族。おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさん、兄弟十匹の14匹家族です。今日はおつきみ。ねずみの兄弟達は高い木の上におつきみ台を作るのに大忙しです。やがて、夕日が沈み夕闇が広がりおつきさまがどんどんのぼっていきます。おだんごや木の実を供え家族みんなでおつきみです。たくさんの実りとやさしい光に感謝をこめて・・・。

絵本の感想
十五夜お月様を感謝の気持ちを持って迎えるねずみの一家に大事なことを教わりました。また、岩村和朗さんの挿絵が素晴らしく、ねずみの目から見た景色、そして時が移ろうにつれ変化する色彩に引きこまれます。ねずみ達の表情も一匹一匹個性があります。特に、まんまるお月様を並んで見ているねずみ達の後ろ姿に息を飲みます。