2012年6月12日火曜日

かみなりむすめ



絵本のあらすじ
かみなりむすめのおシカは、いつも一人ぼっちで遊んでいた。下界の人間の子とどうしても遊びたい。頭のツノを髪の毛で隠してそっと下界へおりてみた。でも、子供たちは知らないことは遊んでくれない。ただ一人、十ほどの男の子だけはおシカの遊び相手をしてくれた。男の子の優しさがおシカの体に染み通り、楽しい時を過ごすのだったが・・・?

絵本の感想
子供をおもうあまり親は子供の好奇心に通せんぼしてしまうことがある。しかし、子供はそれをかわし、かけがえのない経験をすることもある。また、見知らぬ子を優しく受け入れる男の子のまっすぐなきれいな心にも安らぎを感じる作品だった。