2012年10月1日月曜日

パパがやいたアップルパイ



絵本のあらすじ
パパがやいたあつあつのアップルパイ。そのアップルパイは赤くておいしいりんごから作られています。そのりんごはねじれたたくましい木に実っていて、その木には深く根差した根っこがあります。根っこは雨にうるおされ、雨は雲が降らせます。空は雲を運び、お日様は空を照らします。命でいっぱいの地球。そう、このアップルパイはこれらのものすべてが詰まっているのです。そんなアップルパイをみんなで・・・

絵本の感想
これからりんごの旬の季節です。そのまま食べてもおいしいですが、アップルパイにするとりんごのおいしさがギュッと凝縮されます。焼きあげる間のオーブンからの香りがたまりません。アップルパイの中にこの世の中のものがぎっしり詰まっている。そんなメッセージが詩的なリズムの良い文章から伝わります。