2012年7月26日木曜日

おかあさんの目



絵本のあらすじ
明るい部屋の中で、3つか4つのせつこはお母さんの膝の上に座っています。お母さんの目を見ると黒い瞳の中に自分が映っていることに気付きました。そのことが不思議でうれしくて仕方ありません。お母さんの目には色々なものが映ります。山や海までも。お母さんは話します。「美しいものに出会ったら一生懸命見つめなさい。そうすると、ちゃんと心にすみつくのよ」せつこは成長し、美しいものに出会うたびにお母さんの目を思い出すのです。

絵本の感想
お母さんの目に自分が映る。お母さんを独り占めです。満たされた気持ちになることでしょう。美しい様々なものに出会い、見つめ、心に刻むことは素晴らしいことです。何度も繰り返し思い起こすこともできるんですものね。